概要
クリエイティブ・コモンズで公開されているコンテンツを変更して公開するときに、何を明記すればいいのか分からなかったので調べた。
背景
以下のReactの教材を自分でやったものをGithubとNetlifyで公開しようと思った。
zenn.dev
教材には
この作品はクリエイティブ・コモンズ 表示 4.0 国際 ライセンスの下に提供されています。
と記載されているので、ちゃんとライセンスを明記したほうがよいんだろうなと思った。
調べたこと
種類が6種類ある。
以下を読むと、クリエイティブ・コモンズの中でもライセンスが6種類あるとのことである。
Reactの教材は以下の「表示」という最も自由度の高いCCライセンスだった。
原作者のクレジット(氏名、作品タイトルなど)を表示することを主な条件とし、改変はもちろん、営利目的での二次利用も許可される最も自由度の高いCCライセンス。
表記すること
「表示(BY)」の場合に表記すべきことは以下に記載されている。
※ 「appropriate credit」というリンクを押すとポップアップが表示される。
以下引用
If supplied, you must provide the name of the creator and attribution parties, a copyright notice, a license notice, a disclaimer notice, and a link to the material.
それぞれの言葉について調べた。
- copyright notice: 著作権表示
- license notice: 恐らく利用元のコンテンツのライセンスのこと
- disclaimer notice: 免責事項
また、「If supplied」と書いてあるので、利用元のコンテンツに上記が明記されている場合のみ、記載する必要があるのだと解釈した。
以上より、今回のケースであれば、以下を記載すればよさそう。
- 著作権表示=コンテンツの作成者の名前
- 利用元のコンテンツが「クリエイティブ・コモンズ 表示 4.0 国際 ライセンス」で提供されていること
加えて、以下のQAによると、「合理的であればどのような方式でも行うことができます」とのことなので、特に書き方に決まりもなさそうである。
creativecommons.jp
以上