概要
Reactの勉強をしようと思ったが、まず、モダンなフロントエンド用の開発環境をちゃんと構築したことがなかったので、そこから始める。
適宜、以下の本を参考にさせて頂きながら進める。(以下、『りあクト!』)
バージョン
「Reactの勉強」で使用している主なソフトウェアのバージョンは以下の通り。
- node: 15.5.0
- react-create-app: 4.0.1
- react: 17.0.1
- react-dom: 17.0.1
- typescript: 4.1.3
- eslint: 7.17.0
- prettier: 2.2.1
環境構築
Node.jsをインストールする。
方針
『りあクト!』では
anyenv
をインストールする。nodenv
をインストールする。
という手順が紹介されていた。
今回は他のxxxenv系のツールも一緒に管理したいという要件はないので、とりあえずnodenv
の方だけインストールすることにする。
nodenvのインストール
brew
でインストールできる。
$ brew install nodenv
インストール完了
$ nodenv -v nodenv 1.4.0
nodenvをshellに登録する。
以下のコマンドを実行してnodenvをshellに登録する。
※ zshを使用している場合なので、他のshellを使っている場合は読み替える。
$ echo 'eval "$(nodenv init -)"' >> ~/.zshrc
zshrcに以下のように記載されていればOK
$ tail -1 ~/.zshrc eval "$(nodenv init -)"
→ 1回ターミナルを閉じる。
※ なお、これをやらないと、後続の手順でnodeをインストールした際に、node
コマンドにPATHが通らない。
$ node zsh: command not found: node
nodenvからnodeをインストール
ここも『りあクト!』の通りに進める。
nodenvで提供されている最新のnodeを確認する。
$ nodenv install -l | egrep "^[0-9\.]+$" | tail 14.15.2 14.15.3 15.0.0 15.0.1 15.1.0 15.2.0 15.2.1 15.3.0 15.4.0 15.5.0
※ nodenvではiojs-xxx
やgraal+ce-xxx
という名前の系統のものも提供されているので、無印のものだけに絞るためにgrepしている。
上記の結果をみると15.5.0
が最新であることが分かる。(2020年12月30日時点)
インストールする。
$ nodenv install 15.5.0 $ nodenv global 15.5.0
※ nodenv global 15.5.0
は複数のバージョンがインストールされているときにはデフォルトでv15.5.0を使うという意味だとのことである。
nodeとnpmのPATHが通っていることを確認できればOK。
$ node -v v15.5.0 $ npm -v 7.3.0